お客様実例

【実録】脱・縮毛矯正ブログ!地毛に戻るまでの2年間の変化をご紹介します!

「脱・縮毛矯正してみたいけど、縮毛矯正した部分が無くなるまでの過程がどうなるか不安…」

「縮毛矯正をやめたいけど、やめたらどんな髪型になるのかイメージが湧かない…」

脱・縮毛矯正を検討している方は、きっとこのような不安でいっぱいかと思います。

そこで今回は、脱縮毛矯正に興味はあるけど実際に地毛に移行するまでどんな状態になるのかイメージが湧かない方や、脱・縮毛矯正について詳しく知りたいという方に向けた記事になっています。

実際にご来店頂いているお客様のM様が地毛へ素敵に変身していく過程を解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

脱・縮毛矯正を始める前のお客様

今回のお客様:M様のお悩み

ネットの検索とインスタ拝見しました。

一年近く矯正していません。仕上がりに納得がいくことが少なく、美容院自体半年以上行っていません。

髪の毛自体が捻れていて、全体のうねりもある強いくせ毛です。

水分なくパサパサで量も多いのですが、特にこめかみ上〜ハチ周り、外より内側の方が癖が強いのでいっそうボリューム多く見えるのが悩みです。

ドライヤーの時間が毎日苦痛です。手強い私の髪ですが、相談に乗って頂きたいです。

宜しくお願いします。

初回のご相談メッセージより

縮毛矯正をやめていくには、まず縮毛矯正部分を切り落として地毛にしていくことが必要不可欠となります。

最後の縮毛矯正から約2年以上経過している場合は一度に全て切り落とせる可能性が高いですが、今回のM様の場合だと最後の縮毛矯正からまだ約1年ほどしか経っていません。

表面にはまだ縮毛矯正部分が残っているため、地毛と縮毛矯正毛が混在するようなバランスで少しずつ切り落として移行していくというご提案になります。

脱・縮毛矯正1回目の仕上がり

ドライヤーの時間が毎日苦痛というお悩みを少しでも解消できるよう、ショートボブのご提案をさせていただきました。

耳後ろの部分が毛量も溜まりやすく乾きづらいため、そこをカットだけで決まるようにスッキリ切り収めることでご自宅でのスタイルの再現性の高さにつながります。

脱・縮毛矯正カット後のスタイリング方法
①前髪は地肌を擦りながら左右に下ろしながら乾かす
②襟足は後ろから前へ乾かす
③斜め上からドライヤーを当てながら前から後ろに向かって乾かす
④毛先〜表面の縮毛矯正が残っている真っ直ぐな部分をアイロンで丸める
⑤ヘアオイルを毛先〜表面にしっかり揉み込み、バームを重ねたら完成◎

初回カット後の地毛と縮毛矯正毛のバランスですとまだ縮毛矯正部分が多く残るため、ハンドブローしてからアイロンが必要になることが多いです。

今後は、地毛に移行するまでのスタイリング方法になります。

カットを重ねていく中で状態は変化していくので、セット方法やスタイリング剤も地毛に合うものをご提案していきます。

脱・縮毛矯正開始から3ヶ月後

前回のカットから3ヶ月。

伸びてきた状態から襟足付近の地毛が伸びてきていること、根元から地毛の膨らみが出ているのが分かると思います。

表面や顔まわりの毛先にはまだしっかり縮毛矯正部分が残っていてそこが跳ねやすい部分となります。

引き続き、地毛へ移行していけるように切っていきます。

脱・縮毛矯正カット2回目の仕上がり

初回よりも襟足付近〜耳後ろや根元10センチくらいがうねりが出てきて地毛が伸びてきています。

耳後ろの表面が大きな膨らみになっていますが、そこがちょうど地毛と縮毛矯正の境目となっていて脱・縮毛矯正を目指す方は、この膨らみにストレスを感じるタイミングが必ずあります。

最後の縮毛矯正の施術日より
・3ヶ月〜半年後→ハチがはり頭が四角く見えやすい
・1年〜1年半後→耳周りが膨らむボリュームが気になる

ご自身のくせ毛の影響だと思い、このタイミングで脱・縮毛矯正を断念してしまう方がとても多いです。

自分の判断で諦める前に、一度くせ毛を活かしてくれる美容師さんに相談することをおすすめします。

脱・縮毛矯正開始から6ヶ月後

初回よりも根元の地毛の割合が増えてくると、毛先の真っ直ぐな部分が逆に目立ってきます。

最初は根元の数センチのうねりが気になってしまう方も多いのですが、途中でその感覚も変わってきます。

あともう一息です!

脱・縮毛矯正3回目の仕上がり

縮毛矯正が残る表面と顔まわり切り落としていくという目的もあり今回は、表面が少し短くなるようなスタイルで流れが出やすく動きが出るようにしています。

この段階では、アイロンは顔まわりに少し入れるくらいなのでスタイリングも時短できるようになってきます。

脱・縮毛矯正開始から9ヶ月後

縮毛矯正の部分がなくなってくると、それまで抑えられていた根元付近の膨らみや全体のボリュームは髪の毛が伸びるにつれてより感じやすくなります。

それは根元の自然なボリュームが出ることにも繋がるのでスタイル全体として柔らかさが感じられるようになります。

脱・縮毛矯正カット4回目の仕上がり

初回来店から9か月後、最後の縮毛矯正時からは2年近く経過している状態になります。

手で乾かすだけでも、後頭部の自然な丸みが出て毛先の柔らかさも感じられる状態になります。

セット方法は手で乾かし、オイルとバームをつけて完成です◎

脱・縮毛矯正開始から2年後

地毛へ移行できた状態です。移行できるとまずは自分の地毛(くせ毛)がどんな感じなのかがわかります。

それに合わせて、自分のくせ毛を活かすにはどんなセットが一番楽でどのスタイリング剤が相性がいいのかということが判断しやすくなります。

M様のくせ毛を活かすセット方法を一例としてご紹介すると、

スタイリング方法
①霧吹きか水でしっかり濡らす
②ヘアオイルを揉み込む
③ジェルをしっかり揉み込んだら完成

このセット方法ができると毎日の髪の扱いが想像以上に楽になります。

パサついてうねっているくせ毛と艶のあるパーマ風なくせ毛、艶のあるくせ毛はパーマをかけているように見えます。

くせ毛との正しい付き合い方や向き合い方さえ自分で理解できてしまえば梅雨も怖くありません!

脱・縮毛矯正開始から3年後

【まとめ】脱・縮毛矯正をして素材を活かしたヘアスタイルを楽しみましょう!

縮毛矯正した髪の毛を、脱・縮毛矯正して地毛へ移行するまでの過程をブログでお届けしましたが、いかがでしたか?

切るスタイルや伸びる早さによって個人差は出ますが、切り落としていく過程でスタイリング方法の変化や見た目の変化が起きることはイメージしていただけたかと思います。

脱・縮毛矯正をしていく上で、第一段階は地毛へ移行し自分のくせ毛の扱いに慣れることから始まります。

脱・縮毛矯正の第二段階は地毛でどんなスタイルにしていくかを見つけていくこと。

さらにその先には縮毛矯正が必要なくなったことで、ヘアカラーをしてみたりこれまでと違ったデザインに挑戦しやすくなるという状態になります。

「自分のくせ毛では縮毛矯正しないと無理、活かせるはずがない…」と思う気持ちもすごくわかります。

最後までお読みいただいたということはわずかにでも、脱・縮毛矯正という言葉に興味を持ってこの記事を読んでいただいたのではないでしょうか。

脱・縮毛矯正をご検討の方は、ぜひ一度くせ毛の専門家までお気軽にご相談ください。

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