「自分のくせ毛を活かすにはどうすれば良いかわからない」
「縮毛矯正をやめてくせ毛を活かす髪型にしたい」
サロンワークをしていると、このような悩みを抱えたお客様の声を多くいただきます。
扱いに悩みがちなくせ毛ですが、くせ毛を活かす方法を知ることで素敵な髪型にすることもできます!
そこで今回は、くせ毛カット専門美容師がくせ毛を活かす方法をわかりやすく解説いたします!
くせ毛を活かせないと悩んでいる方はぜひご覧ください。
くせ毛を活かすには?
実は、くせ毛の種類は人によって違いがあります。
くせの種類によっては広がりやすいなどそれぞれの特徴があるので、自分がどのタイプか知ることでくせを活かす方法がわかるようになります。
まずは自分がどのくせ毛に当てはまるのかをチェックしてみてください!
まずは自分のくせの種類を知ろう
◾️波状毛(はじょうもう)
波のようにうねるくせで、髪が太くて量の多い人によくみられる。
日本人に一番多いくせ毛で湿度の影響を受けて髪がふくらみやすいのが特徴。
くせ毛の中でもいちばんくせを活かしやすい髪質。
◾️捻転毛(ねんてんもう)
毛先に向けてらせん階段のようにくるくると回転し、ねじれているタイプのくせ毛。
髪の太さにばらつきがありボサボサとした印象に見えやすい。
ブラシやくしに引っかかりやすく切れやすいのが特徴。
◾️連珠毛(れんじゅもう)
数珠のように太い部分と細い部分が交互に連なっている髪であり、日本人にはほとんど見られません。
髪の細い部分が弱く切れやすいのが特徴。
そのため、縮毛矯正などダメージが大きい施術が難しい場合があります。
◾️縮毛(しゅくもう)
髪が濡れているときも、乾いている時も縮れている状態の髪のこと。
湿気の影響を受けにくく、髪が濡れてもほぼ見た目に変化が無いのも特徴です。
乾燥しやすく艶がでにくい髪。
くせを活かすには髪質に合わせたカットが重要
くせ毛を活かすには、髪質に合わせたカットが一番重要になります。
くせ毛カットとは、くせ毛のうねりやカールを最大限に活かしたカット方法のことです。
先ほどご紹介したくせの種類や強さ、生え癖に合わせてカットすることで、髪が広がりにくくなり、パーマ風に仕上げることができます。
また毛流れや骨格によって異なるくせ毛を見極めながら、髪の質感をコントロールし、バランスの良いスタイルにすることで、自分でも楽にくせ毛を活かしたスタイリングをすることができます。
くせ毛を活かすには、くせ毛への理解が深い経験値のある美容師によるデザインやスタイリングの提案、技術が必要不可欠です。
そのため、くせに詳しいくせ毛カット専門美容室でカットをするのをおすすめします。
くせ毛を活かすおすすめの髪型
選ぶ髪型によっても、くせ毛を活かすことができます。
くせを活かす髪型にすることで、くせ毛特有の広がりやうねりを抑えながら、素敵なヘアスタイルにすることができます。
ここではそんなくせ毛の方におすすめのくせを活かす髪型を紹介します!
くせ毛を活かす髪型①ミディアムウルフ
ミディアムウルフは、ストレートヘアには出せない、くせ毛ならではの動きを活かした立体感のあるフォルムが特徴です。
長さを保ちながら広がる部分はすっきり抑えられるので、スタイリングもしやすく、トップがぺたっとしてしまう方もおすすめの髪型です。
適度な長さで軽さと動きを出せるミディアムウルフは、あまり短くしたくないくせ毛の方も挑戦しやすい髪型になります。
くせ毛を活かす髪型②ショートボブ
くせがあってもまとまりのよくなるショートボブはスッキリ見えて洗練された雰囲気に。
襟足のすっきりした印象とトップはくせによる動きが出るので、くせ毛を活かすヘアスタイルの中でも特にメリハリが出ます。
前髪やもみあげの長さによって似合わせの幅も広いので、初めて短くしたいと思っているくせ毛の方にもおすすめの髪型です。
くせ毛を活かす髪型③ショートウルフ
くせを活かしたスタイリングが簡単なショートウルフはくせ毛の方との相性抜群です。
適度なレイヤーでくせの動きを活かしながら、収まりもいいので、くるくるパーマのようにくせを存分に活かしたい方にもおすすめの髪型になります。
くせ毛を活かす髪型④ベリーショート
くせがあることでおしゃれな動きが出せるベリーショートもくせを活かす髪型としておすすめです。
簡単にスタイリングできて広がりにくいので、毎日扱いやすい髪型を維持しやすいのが特徴。
できるだけ手間はかけたくないけどおしゃれに見せたいという方に向いている髪型といえます。
くせ毛を活かすスタイリングのコツ
普段からくせ毛を活かすヘアスタイルを保つには毎日のスタイリングがとても大切です。
ここでは、くせ毛カット専門美容師がくせを活かすスタイリング方法をご紹介します。
くせ毛を活かすスタイリング方法
1.髪の毛を全体的に濡らし、タオルドライする
2.濡れた状態のままヘアオイル&ムースもしくは、ヘアオイル&ジェルを付ける
3.つけた後は自然乾燥させる
濡れた髪の毛にスタイリング剤をつけることで、くせ毛をパーマ風に見せることができます。
ヘアオイルにムース、ジェルをプラスすることで、ウェットな質感でくせ気を活かすセットをすることができるのでおすすめです。
くせ毛を活かすためのヘアケア方法
くせ毛を活かすのにどんなホームケアを使えばいいの?という方も多いはず。
くせ毛は水分量が少なく、乾燥してしまうとボサボサと広がってしまいます。
ですので、くせのカールを活かすにはしっかりと保湿することが大事です。
ホームケアを選ぶ時のポイントは、髪の内部の水分量を補修し、手触りも柔らかくなり扱いやすい状態を保てるものを選びましょう!
保湿力が高く頭皮ケアのできるシャンプーや髪内部から保湿してくれるヘアトリートメントを使うとカールが綺麗に出やすくなり、くせを活かした髪型にしやすくなります。
くせ毛を活かすときにやってはいけないこと
くせ毛を活かすときにやってはいけないこと①重めのボブはNG
NG理由
中途半端に長さや毛量を残し過ぎてしまうと、髪の動きが制限されてくせを活かすことができません。
それどころか、くせ毛特有のうねりや広がりが出てしまい、扱いも大変になってしまいます。
くせ毛を活かすときにやってはいけないこと②肩につくかつかないかギリギリの長さはNG
NG理由
肩につくかつかないかの長さは、ダースベーダーのような毛先に向かって広がるシルエットになり頭が大きく見えてしまうことに加え、肩につくとはねてしまい収まりが悪い髪になってしまうので避けた方が良いでしょう。
まとめ
今回はくせ毛を活かす方法について解説しました。
くせ毛の雰囲気を活かす髪型やスタイリングの仕方を参考にくせ毛を活かすヘアスタイルを楽しみましょう。
自分にあったくせを活かす方法がかわからないという方は、kusette公式LINEよりご相談ください。
あなただけに似合うヘアスタイルは必ずあります。
くせ毛カット専門美容室kusetteでは不安な方のために、初回カウンセリングのみのメニューもございます。
みなさまのくせ毛を素敵に活かすお手伝いをさせていただきますので、ご相談を心よりお待ちしております。